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ブログやWebサイトやメディアを始めたい人は必見。レンタルサーバー事業者比較

ブログを始めてGoogleアドセンスやアフィリエイトで稼ぎたい!趣味の情報をWebサイトで公開したい!とお考えの人向けにレンタルサーバーに関する情報をまとめ、事業者ごとのサービス内容やスペックを比較しました。

レンタルサーバーって何?

ホームページやブログを開設するにはサーバーと呼ばれるHTMLファイルや画像や動画などを公開するために必要なコンピュータを借りるか、自分で購入して用意する必要があります。

サーバーを借りる方法としては

  1. レンタルサーバー事業者と契約して借りる
  2. AmazonAWS等のクラウド事業者と契約して借りる
  3. サーバーを自身で購入して自宅等に設置する

がありますが、今回は、

  • ITスキルは高くない(初心者〜中級者くらい)
  • 用途はWordpressでサイトやブログを作る程度

という方をターゲットにしていますので、1.レンタルサーバー事業者と契約して借りるについて説明していきたいと想います。

 

レンタルサーバーってどんなものがあるの?

世の中には無数にレンタルサーバー業者がいます。各社それぞれ特徴がありますが、全部を比較していると日が暮れるどころか年が明けてしまうので、今回は主流の以下3つのレンタルサーバーにしぼりました。

  • ロリポップ
  • Xserver
  • さくらインターネット

なぜこの3つかというと、私自身、Webサイトの受託構築を何年もやっているのですが、受託したほとんどの企業が上記のいずれかを使っていました。

過去100件ほど受託して上記以外のサーバーを見たことがほとんどなく、月間数万PV程度のサイトが主でしたが上記のサーバーでトラブルはほとんどなかったので検討するサーバーは上記だけで充分かなと思います。
※企業の規模や想定するアクセス数が小規模〜中規模であり、Wordpress以外の用途がなかったことが前提ではあります。

また、割りと重要なのが、ネットでのノウハウの多さ です。

サーバーを運用していたりすると分からないことが多く出てくるのですが、そういうとき使っている人口が多いサーバーはそれに比例してネットの情報も多くなるため、困ったことがあってもググって解決できることがほとんどです。マイナーなサーバーだとそういった情報が少なすぎて死ぬことがあります。

利用者数といった面で上記以外で目ぼしい所がないのも理由の一つです。

 

レンタルサーバーを借りる際に重要なこと

ネットの情報の多さ以外の重要な観点が以下の5つです。

料金

安い方がいいですよね。サーバー代は毎年掛かるので安い方が負担が少なくて済みます。

同時アクセス数

同時アクセス数とは、文字通り、同時にアクセスしてくる数でその許容値になります。多ければ多いほど一度に沢山の人からのアクセスに耐えられます。許容する同時アクセス数を越えてアクセスが集中すると画面表示が遅くなったり、最悪はエラーでページが表示されないという事態になります。

Yahoo砲やスマートニュース砲といった他のWeb媒体に掲載されてアクセスが一時的に急増した!とか、SNSで超バズった!なんてことが起きると同時アクセス数が大事になります。

しかし月間3万PV程度であれば、1分あたりに換算すると約0.7アクセスなので(これはアクセスが平準化した場合であり、特定の時間に偏ればこの限りではありません。)、そこまで気にすることはありません。

ちなみに、Yahoo!とかスマートニュースみたいに月に何百万〜何億PVもあるようなサイトは(当たり前ですがレンタルサーバーなんて使いませんが)サーバーを数十台〜数百台用意してそれらにアクセスを分散させる仕組みを組んで大量のアクセスに備えています。

PHPの高速性

WordPressのページが人々のブラウザに表示されるというのは、ページアクセス時にサーバーがデータベースを検索したり、HTMLページを作ったり、サーバー側で色々な処理が動いています。そのデータベースを検索したりページを作成するってところにこのPHPは関わっています。
※キャッシュってよく聞くかもしれませんが、アクセスの度に毎回よっこらせとページを作るのではなく、作ったページを保管しておいて同じページのアクセスだった場合前に作ったページをユーザに返却することをキャッシュと呼んでいます。WordpressだとWP Fastest CacheやWP Super Cacheといったプラグインが有名ですね。

例えばロリポップでは高速な動きをするモジュール版PHPというものを提供して性能面での工夫をしています。

転送量

レンタルサーバーでは1日の転送量というのが決められていることがあります。転送量って平たくいうと、1日にアクセスできる回数や、画像などのファイルの転送できるサイズ、メールの送受信の回数に上限があるということです。

ただし、これもものすごいサイズの大きいファイルを頻繁にやりとりしない限り転送量に到達することはありません。サイトに公開する画像は通常ImageOptim(Macのツールですが)などを使って容量を最適化しますし、大きくなりがちな動画はYoutube等のiFrameでの配信が主かと思いますので転送量はそこまで気にすることはないと思います。

例えば、アナザーライフの大人気記事(←)に東京大神宮に行ってみたという記事があります。このページは写真をふんだんに使ったページなんですが、これでも1アクセスで消費する容量は4.8MBです(Chromeのコンソールから確認)。しかも半分以上はFacebookのjavaScriptだったり別サーバからダウンロードしているものになるので、実際にサーバとやりとりしているのは半分以下の2MB程度と想定されます。

この場合、例えば上限が60GBだとすると、1日に3万回アクセスされないと越えないということになります。月間にして約100万PV。多くのサイトでは気にする必要がないことが分かります。

MySQLの数

MySQLとはWordpressを使う上で必要なデータベースのことです。各社プラン毎に提供数が異なります。MySQL1個提供か、複数個(30個など)提供か。

よくMySQL1個だと複数サイト作れない!なんてことを書いているサイトをお見かけしますが、MySQLは1個でも複数Wordpressは作成可能です。

しかし1個のMySQLに複数のWordpressを導入するとアクセスが集中し性能が落ちる可能性があるため複数サイトを作成する場合はMySQLが複数あるプランを選択した方が無難そうです。(数千PV程度であれば1個で充分です(過去の経験上数千PVのサイトを複数構築しましたが特に問題は出ていません))

容量

容量が多いとサーバー上により多くの画像や記事をストックすることができます。

ちなみにアナザーライフは現時点で設立から1年が経ち、記事数は下書き合わせて100記事程度、画像はバンバン使ってますが、それで使用量は1%です。このペースであと100年使えます。ここもあまり気にしなくて良い気はします。多いに越したことはありませんが。

無料独自SSLの有無

SSLはサイトのセキュリティを高める技術です。本来は結構なお金がかかるサービスですが近年サービスの向上により無料で使えるレンタルサーバーが増えています。SSLはSEO的にも重要だと言われていますので無料で独自SSLが使えるかは重要な判断になります。

さて、前置きがえらく長くなってしまいましたが、上記の観点をもとに3つの業者を比較してみました。御覧ください。

 

料金の安さが特徴のロリポップサーバ

ネット界の風雲児“家入一真氏”が生みの親のロリポップ。

現在はGMOペパボ株式会社が運営しています。

ロリポップには4つの料金プランがありますが、Wordpressが利用できる最安のプランである「ライトプラン」を見てみます。

料金:月額250円
同時アクセス数:非公開(別プランで拡張機能あり)
PHPの高速性:別プランでより高速なモジュール版PHPあり
転送量:1日60GB
ディスク容量:50GB
MySQL:1個
無料独自SSL:有り

ライトプラン 詳細はこちら

ロリポップの最大の特徴は手軽さと安さ。月250円から運営できるため財布にとっても優しいです。また、マニュアルやネットの情報が充実しておりメールでの公式なサポートも受けることができるのは魅力的です。

PV数が多くなく、複雑なことはしないサイトの場合はロリポップのライトプランがオススメです。

ちなみに、アナザーライフはロリポップのライトプランで運営しています。

収益化はまだ先になるだろうし、PV数もそこまで多くはならないと見込み(マイナス思考!)、最安価格でかつそこそこ安定しているロリポップのライトプランを選択しました。途中SSL化を検討したときにXserverへ移設するプランも浮上しましたが2017年7月にロリポップでも独自SSLが無償化になったため思い止まってロリポップを使い続けています。

記事執筆時点(2017年9月)でサイト開設が1年経ち、記事は100記事、PVは月間で2万程度ですがほぼ問題なく稼働しています。

しかし1件だけトラブルが出ました。夏頃でしたがサイトに繋がりづらくなったり、500エラーが多発するといった問題が出たのです。以下はその時サポートに問い合わせたときの回答メールです。

ロリポップのサポートとのやりとり

借りているサーバで高負荷状態が発生していたようです。しかしこれはレンタルサーバーの宿命ですので、ロリポップ以外でも起きうる可能性はあります。今後も多発するようであれば他の業者やクラウド化も検討したいと考えています。

 

高性能で安定感抜群。Xserver

Xserverには、x10、x20、x30の3つの料金プランがあります。Wordpressが利用できる最安のプランである「x10」を見てみます。

料金:月額900円
同時アクセス数:非公開(噂では1000アクセスくらい)
PHPの高速性:PHP高速化設定FastCGIあり
転送量:1日70GB
ディスク容量:200GB
MySQL:50個
無料独自SSL:有り
http://www.xserver.ne.jp/

Xserverはサーバの性能情報が公開されています。CPUはXeon E5-2430L ( 2.00GHz )でメモリ16GBということで、サーバーとしては充分なスペックを持っています。

月額900円ですのでロリポップの3倍以上しますがお金に見合う性能を持っているのがXserverのよいところだと思います。予算をお持ちでアクセス数が見込まれるサイトであればXserverの利用をお勧めします。

さくらインターネット

レンタルサーバーの利用実績数でいうと上記2つに劣りますが、さくらインターネットはVPSやクラウドでは有名な会社で最近はIoTなど尖ったITのサービスを開始している面白い会社です。

さくらでは5プランありますが、Wordpressが使える最安値の「スタンダードプラン」を見てみます。

料金:月額515円
同時アクセス数:非公開(噂では200アクセスくらい)
PHPの高速性:別プランでPHP (モジュールモード)あり
転送量:1日80GB
ディスク容量:100GB
MySQL:20個
無料独自SSL:あり
さくらのレンタルサーバ スタンダード

※さくらのレンタルサーバーでも無料独自SSLの簡単設定機能が2017年10月17日より提供開始されたそうです。

本日2017年10月17日より、「さくらのレンタルサーバ」「さくらのマネージドサーバ」において、米国の非営利団体ISRG(Internet Security Research Group)が運営する無料のSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」をコントロールパネル上で簡単に設定できる機能を提供開始いたしました。

 

ロリポップとXserverの間の子といった具合でしょうか。特筆するところはありませんが面白い特徴として「Webフォント」利用や「グループウェア」利用が可能です。

Webフォントでは大人気のモリサワのフォントが無料で使えるなどデザインに凝りたい方には嬉しい機能と思います。

グループウェアでは「TeamOn」というグループウェアが利用でき、チャットやチームカレンダーなどチームで作業するうえで必要な機能が使えます。

 

参考情報:みんなどこのサーバーを使っているのか?

参考までに有名なサイトはどこのサーバーを使っているのか調べてみました。※まだ調査中ですので分かり次第随時追記していきます。

Anotherlife:ロリポップ

LIG:AmazonAWS

イケハヤ:ライブドアブログ

バズ部:X2を推奨(利用しているかは不明)

 

まとめ

長くなりましたが、

取り敢えずお試しで使いたい。アクセス数はそこまでない。予算が少ない。ということであればロリポップ。

予算はある。性能を重視したい。という方はXserver。

モリサワフォント使いたいという方はさくらインターネット。

おあとがよろしいようで・・

 

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