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育毛、発毛、増毛、植毛の違いとは?薄毛対策の基礎知識

薄毛に悩む男性

育毛、発毛、増毛、植毛の違いについてまとめました。
薄毛の段階によって適切な対策は異なります。
それぞれの違いを理解して、効果的な薄毛対策をしましょう。

育毛とは

育毛とは、今生えている髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、太く強い髪にすることです。まだハゲまでいってなくて、髪の1本1本が細くなった、抜け毛が増えたといったような、ハゲの前段階の人が取り組むのが育毛です。
結果が出るまでに時間がかかったり、場合によっては全く結果が出ないケースもあります。薄毛になる前に、薄毛対策として行うのがベストです。

発毛とは

発毛とは、髪が抜けてハゲてしまったところに、再び髪が生えるようにすることです。
健康な頭皮の場合は、一度毛が抜けても、また新しい毛が生えてきますが、何らかの原因で毛が生えて来なくなることがあります。そこから再び毛が生えるように頭皮の改善を行います。
発毛も結果が出るまでに時間がかかったり、場合によっては全く結果が出ないケースもあります。また副作用が出るリスクがあります。

ちなみに、育毛剤と発毛剤は成分や効能が異なります。育毛剤を使用すべきなのに発毛剤を使用したりするとトラブルになる可能性があるので注意しましょう。
発毛剤は、成分上医薬品に分類されています。個人差や副作用を考慮する必要があるので、薬剤師や医師といった専門家と相談のうえ使用します。

増毛とは

増毛とは、人工の毛を何らかの方法で生えている髪の毛に加えることです。
例えば、1本の髪の毛に複数本の人工の毛をくくりつける方法や、人工の毛を植え付けた透明な糸を、髪の毛と髪の毛の間にくくりつける方法、特殊な樹脂の

増毛の方法

微粒子を髪の薄い部分に吹きつけ、髪のボリュームがアップしたように見せる「増毛スプレー」という商品などがあります。
いずれも一気に毛髪量が増えますが、髪が伸びると、くくりつけた部分が頭皮から浮いてしまうため、月に1、2度のメンテナンスが必要です。また、専門家の手作業なので、費用もそれなりにかかります。
また、よく見ると不自然な仕上がりだったり、手触りも普通の髪の毛とは異なるため、他の人に気づかれやすいというい欠点があります。
増毛によって抜け毛の原因になることもあるので、注意が必要です。

植毛とは

植毛とは、頭皮に毛髪を植え込むことです。医療行為(外科手術)に当たります。
自分の髪の毛を移植する「自毛植毛」と人工毛を植え込む「人工毛植毛」があります。
自毛植毛の場合、専門医と看護師の手によって、残っている後頭部や側頭部の髪の毛を、毛のない部分に植え付けます。植え付けられた髪の毛は頭皮に根づき、その後は普通の髪の毛と同様のサイクルを送るようになります。
人工毛植の場合、植毛後伸びることはなく、植毛時の髪の毛の長さのままとなります。体内に人工毛という“異物”が入ることになるため、拒否反応が起こって炎症を起こす危険性もあります。
植毛は、保険適用外の扱いです。手間とコスト、場合によってはリスクが伴います。

まとめ

以下にそれぞれの方法のメリット、デメリットをまとめました。

  • 育毛
    • メリット:手軽。費用が安い。自然。
    • デメリット:すぐに薄毛を隠せない。効果が出るまでに時間がかかる。また効果が出ない場合もある。
  • 発毛
    • メリット:手軽。費用が安い。自然。
    • デメリット:すぐに薄毛を隠せない。効果が出るまでに時間がかかる。また効果が出ない場合もある。
  • 増毛
    • メリット:すぐに薄毛を隠せる。
    • デメリット:根本解決にならない。メンテナンスが大変。費用が高い。増毛している毛が抜けたとき一気に毛量が減る。不自然な仕上がりになり、気づかれる場合がある。抜け毛の原因になる。
  • 植毛
    • メリット:すぐに薄毛を隠せる。
    • デメリット:根本解決にならない。費用が高い。拒否反応が出る場合がある。

薄毛対策は、早目に育毛から始めるのがよさそうです。
育毛対策について気になる方は以下を御覧ください。

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